WING
JAL・ヒューリック、「WING NRT」説明会を実施
総投資額は1000億円以上、工事は予定通り進捗
日本航空(JAL)とヒューリックは11月18日、2029年の開業を目指す、上屋棟と物流棟が一体となった日本初の国際物流拠点「WING NRT」の工事進捗状況と、施設の狙いに関するメディア向け説明会を実施した。「工事はすでに約45.5%まで進捗し、総投資額は1000億円以上に達する大規模開発ながら、工程は予定どおり推移している」(ヒューリック・黒部三樹専務執行役員)と説明。JALは、成田空港の北部貨物地区に分散する既存貨物拠点を段階的にWING NRTへ集約し、効率化を図っていく方針などを示した。
WING NRTは、成田市下福田地区にヒューリックが主体で開発を進める大規模ロジスティクス拠点で、全体土地面積は約45万平方メートルで、建物面積が42万平方メートル。「北千葉道路が成田インターまでつながれば、成田空港から車で約10分で移動できるようになる」見込みだ。
