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エミレーツ、サフランとドバイにシート製造・組立拠点
最大2万5千平米の施設、27年第4四半期までに完成
エミレーツ航空とサフラン・シーツは11月18日(ドバイ現地時間)、ドバイに航空機シートの製造・組立拠点を設立するための覚書(MOU)を締結したことを発表した。両社は、2027年第4四半期(9~12月)までに施設を完成させる計画で、約2万~2万5000平米の用地を確保することを目指す。生産は段階的に拡大する方針で、当初は年間最大1000席のビジネスクラスシートの組み立てを行う見通しだ。
両社によれば、当初はエミレーツ航空の客室改修プロジェクト向けのビジネスクラスおよびエコノミークラスシートの製造に注力するとのこと。将来的には他航空会社の座席供給も担う構え。
