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カナダ哨戒艦「マックス・バーネイズ」が監視活動
防衛省は11月11日、北朝鮮籍船舶による違法な海上活動などを監視するため、11月上旬にカナダの海軍哨戒艦「マックス・バーネイズ」が日本周辺で警戒監視活動を行っていたことを発表した。船同士を横付けして物資を載せ替える“瀬取り”などは、北朝鮮籍船舶に対して国連安保理決議によって違法となっており、国際社会では周辺海域での監視を強めている。カナダの艦艇派遣による警戒監視活動は、2018年以降14度目となる。
日本としては、北朝鮮による完全な、検証可能な、かつ、不可逆的な方法での弾道ミサイル廃棄の実現に向けて国際社会が一致して取り組むことを歓迎する。防衛省・自衛隊としても、海上自衛隊において国連安保理決議違反が疑われる船舶の情報収集を行っており、関係国および関係国際機関と緊密に協力している。
※写真=カナダ海軍の哨戒艦「マックス・バーネイズ」(提供:防衛省/カナダ国防省)
