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エアバス第3四半期、連結売上高は48%増の41億ユーロ
民間機納入増加、好調なヘリ、防衛・宇宙部門復活など奏功
エアバスが10月29日(アムステルダム現地時間)に発表した第3四半期業績(1-9月)によれば、連結売上高は前年比7%増の474億ユーロと堅調だった。調整後のEBITは48%増加した41億4600万ユーロに。純利益も46%拡大した26億4100万ユーロとなるなど、好調に推移した。
エアバスのギヨム・フォーリ最高経営責任者(CEO)は「この9カ月間の業績は、民間航空機の納入水準と、防衛・宇宙事業およびヘリコプター事業における堅調な業績を反映している」とコメント。その上で、「複雑かつダイナミックな事業環境にあるなか、納入は依然として滞留している」ことに触れつつ、「民間機の生産能力を引き上げるべく、生産能力の拡大を継続している」とした。
