航空局、ステイラル・コクピットルール導入へ

　クリティカルフェーズで不要な会話による集中妨げ防止

　航空局は、航空機の地上走行、離着陸時など、航空機の運航で安全上とくに重要となる、いわゆるクリティカルフェーズにおいて、運航に必要のない会話などにより、航空機乗組員の安全に係る業務の集中を妨げる行為を防止する「ステライル・コックピットルール」を導入する方針を固めた。12月から導入をスタートする計画で、11月中にも運航規程審査要領細則の一部を改正する。ただし、12月に導入後、3カ月間の経過措置期間を設ける予定だ。