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2025.10.28

WING

SFJ9月、旅客数は2.4%減の13万3464人

 スターフライヤーは10月27日、9月の旅客搭乗実績を公表した。それによれば、全路線合計の旅客数は前年同月比2.4%減少した13万3464人となった。提供座席数は2.1%増加した16万8703席だったことから、利用率は4ポイント低下した79%となった。
 期間中の座席供給量を示すASKは2%増えた1億3510万7千座席キロに、旅客需要を表すRPKは3ポイント悪化した1億0676万6千人キロだった。
 国内線はコロナ禍以降、行動変容によってイールドの高いビジネス需要が減退。価格感応度が高いレジャー需要にあわせたセール運賃が打ち出さざるを得ず、大手航空会社を含め収益性が厳しい。大手航空会社による継続的な、セール運賃の販売により、スターフライヤーら中堅航空会社は旅客が流れる構図にもなっている。

 なお、各路線の座席利用率は以下の通り。
・北九州-羽田=69.7%(4.6ポ減)
・福岡-羽田=87.9%(4.8ポ減)
・関西-羽田=84.9%(5.5ポ増)
・山口宇部-羽田=81.4%(3ポ減)
・福岡-中部=85.8%(1.3ポ減)

※画像=9月の旅客数は前年比2.4%減少した