齋藤海幕長、NZ海軍司令官を「くまの」に案内

防衛装備移転の象徴に、もがみ型の国際連携が進展

　齋藤聡海幕長は10月21日の定例会見で、ニュージーランド（NZ）海軍のガーリン・ゴールディング司令官による「もがみ」型護衛艦「くまの」の視察について説明した。視察は19日に横須賀で行われ、司令官から艦の装備やシステムについて詳細な質問が重ねられるなど、NZ側から「もがみ」型護衛艦に対して高い関心が示される場となった。同艦艇は、すでに豪州が次期フリゲートとして採用を決めており、新たに採用されることになれば太平洋地域3ヵ国で相互運用性が格段に向上することになる。