フィリピンでMICE 安心/安全に高い成果が得られるイベントを実現
コロナ禍を乗り越え、再び需要の高まりを見せるMICE。ただ、これまで通りの運営ではなく、例えばオンラインを交えたハイブリッド開催など、ポストコロナ、ウィズコロナの時代に見合った対応が今後求められる。日本から近く、アセアン諸国へのアクセスも至便なフィリピンは、そんな新しいスタイルのMICEにふさわしい目的地だ。【協力:フィリピン観光省】
MICE開催地としてのフィリピンの強み
①アジアにおけるフィリピンの戦略的な位置づけ
東アジア、東南アジアの中心に位置するフィリピン。日本から飛行機で約3~4時間と近く、アセアン諸国や中国などからのアクセスも至便。時差は1~2時間程度と、ハイブリッド開催が可能。オーストラリアやアメリカからもダイレクトにアクセスできるので、国際会議の開催地に適している。
②競争力のあるMICEイベントプランナーやサプライヤーの存在
豊富な経験を有し、MICE開催の心強い味方。提供するサービスレベルは高く、新型コロナウイルスへの対応においてもいち早くWTTCの「Safe Travels Stamp」を取得。ポストコロナ、ウィズコロナの時代でも適切な対策や措置を講じ、安心/安全の環境を提供する。
③幅広いホテル、宿泊施設の選択肢
ラグジュアリーホテルから統合型リゾート(IR)、手ごろな価格のホテルや巨大な会議施設を併設した大型ホテル、小規模なブティックタイプのリゾートまで、さまざまな価格帯や規模の宿泊施設があり、その選択肢は幅広く、あらゆるニーズに応える。
④世界有数の観光地とエンターテインメント
観光地としても多彩な魅力を持つフィリピン。マニラをはじめ、世界的なリゾート地であるセブやパラワン、ボラカイ、また大自然を堪能できるダバオなど、実にバラエティー豊かな観光地があり、それぞれMICEインフラも充実。ホスピタリティーあふれるフィリピンならではのエンターテインメントも誘客のうえで大きな強みだ。
⑤国内の活発なMICEプレーヤー
フィリピンへの注目度の高まりを背景に、フィリピン国内のMICEプレーヤーは、海外オーガナイザーとパートナーを組み、国内向けの展示会やイベントを開催、そのビジネスチャンスは大きい。一方で、フィリピン国内における国際的なMICE組織や企業の窓口の役割も果たしており、フィリピンでの情報共有やマーケティングを展開する。
⑥MICE開催に協力的な政府
アジアでもいち早く入国要件を緩和し、MICEへのサポートは厚い。またフィリピン政府の公認団体、フィリピンMICEアカデミーでは、オンラインを交えたハイブリッド開催など、今後のトレンドも見据えた適切な教育、トレーニングを行っており、人材育成に注力する。