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2024.01.15

【潮流】海外旅行復活と観光復興支援の年に

 2023年の旅行市場は国内旅行が堅調、訪日インバウンドは急速に回復し、10月にはコロナ前を上回り、2023年は19年比8割近くに達する見通しだ。一方で、日本人海外旅行アウトバウンドは回復が遅れ、19年比50%程度にとどまる見通し。物価高、円安による航空運賃の高騰、燃油サーチャージの高止まりで、旅行費用がコロナ前から割高になり、日本人の海外旅行意欲の足を引っ張っている。航空会社の業績も好調なことから、燃油サーチャージの見直しはぜひとも検討してもらいたい。
 2024年の訪日旅行は観光立国推進基本計画の目標である25年までの19年水準回復が1年前倒しで達成することが予想される。UNWTOも世界の国際観光到着客数はコロナ前水準に戻ると予想しており、訪日旅行が19年の3188万人を上回ることは、新型コロナの再流行、地政学的リスクの増大などの大きなインシデントがない限り、達成は可能とみられる。
 海外旅行は観光立国推進基本計画では、2025年までに19年水準の2000万人に戻ることが目標とされているが、コロナ前完全回復に向けて、24年は70〜80%の回復が予想されている。