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2021.09.06

【潮流】若い世代とワクチン

 観光庁の宿泊旅行統計調査によると、7月の国内の日本人延べ宿泊者数は速報ベースで3007万人泊となり、Go Toトラベルキャンペーンが実施されていた昨年11月以来の3000万人泊台を記録した。コロナ前の2019年比では26.6%減だが、今年に入ってからはコロナ前と比べて最も減少幅が低い結果となった。
 一方で、緊急事態宣言は5月23日から沖縄県、7月11日から東京都、8月2日から6都府県、8月20日から13都府県、8月27日から21都道府県に拡大された。
 7月の国内旅行者数が3000万人を超えた理由として、7月前半に東京都、7月中に大阪府と首都圏がまん延防止等重点措置に緩和されていたことが挙げられている。その前に、外出をずっと我慢していて、宣言はともかくとして、この夏は旅行したいという人が多かったのではないかと思う。