RR・BAE、合同サイエンスキャンプを今年も開催

　新教材コンデンサーエアプレーンで競う

　ロールス・ロイスとBAEシステムズは今夏、合同でSTEM教育支援プログラム「Rolls-Royce ＆ BAE Systems サイエンスキャンプ2025」を開催した。合同サイエンスキャンプの開催は、昨年に続く取り組みだ。今年のサイエンスキャンプの教材は、新たにコンデンサーエアプレーンを導入。コンデンサーに蓄えた電力によってプロペラを回す飛行機を開発し、その飛行性能を競った。
　応募校のなかから選ばれた12校76名の高校生が、１カ月の開発期間を経て6月のオンライン予選に参加。このうち４チームが決勝へと駒を進めた。決勝参加チームは８月までの2カ月間かけて、さらなる飛行機の性能向上とプレゼンテーション準備を進め、８月20 日の東京での決勝大会に臨んだ。