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荒井陸幕長、国内合同演習で米・豪とより連携強化
初投入の米陸軍最新装備、訓練後撤収へ
荒井正芳陸上幕僚長は10月2日の会見で、米陸軍や海兵隊との合同演習「レゾリュート・ドラゴン25」と、日・米・豪による「オリエント・シールド25」の成果について説明し、防衛協力の強化を図ることができたことを評価した。また陸幕長として初の海外出張で、インド太平洋地域の陸軍参謀長級と意見交換したとして、各国との理解を深めたとした。
9月11日から25日にかけて行った日米共同演習「レゾリュート・ドラゴン25」について、演習では日米両軍の指揮系統強化を目指す訓練を実施し、特に島嶼防衛作戦に関連する各種行動を実動で演練したと説明。また、9月16日から24日まで実施された米陸軍と豪陸軍との共同訓練「オリエント・シールド25」では、3ヵ国の連携を深め、地域における抑止力を強化する重要な成果が得られたとした。