ウイングトラベル
★メキシコシティ、文化の独自性を軸に誘客強化

観光局CEO、MICE開拓とグルメの魅力訴求
ツーリズムEXPOジャパン2025愛知・中部北陸の開催に合わせ、メキシコシティ観光局の最高経営責任者(CEO)カルロス・マルティネス・ベラスケス氏が来日し、日本マーケット向け施策について本紙とのインタビューに応じた。ベラスケス氏は「文化の独自性を軸としたプロモーションを強化していく」と説明、なかでもMICEマーケットの開拓やグルメを軸とした誘客に力を入れる方針を示した。
メキシコへの日本人訪問者数は、昨年9万6000人を記録。ベラスケス氏は「コロナ前の2019年には20万人近くに達しており、まだ半分の状態」と指摘した。今後は「メキシコシティへの日本人観光客を増やすことに強い関心を持っている。日本市場向けの戦略を見直したい」と説明。特に「日本人はメキシコの独自性のある文化に興味を持つ傾向があり、より多くの日本人観光客を惹きつけたい」と意欲を見せた。
※写真=メキシコシティ観光局CEOカルロス・マルティネス・ベラスケス氏(中央右)