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2025.08.18

WING

米陸軍、豪州に長距離極超音速ミサイル

 ダーク・イーグルの米国外配備は初

 

 米陸軍第3マルチドメインタスクフォース(3MDTF)が、オーストラリアのノーザンテリトリーに、長距離極超音速ミサイル(LRHW)「ダーク・イーグル」を配備した。米国以外で初めてLRHWを配備したかたちだ。
 これは米豪共同軍事演習「タリスマン・セイバー」の一環で配備されたもので、米陸軍第3野戦砲兵連隊(LRFB)第5中隊の兵士が、長距離極超音速兵器システムの能力を豪州側に説明した。
 「ダーク・イーグル」は射程距離3000km以上とされる弾道ミサイル。マッハ5以上で飛行する極調音ミサイル。車両に搭載したキャニスターから発射することが可能な二段式ロケットで、大気圏上層部で弾頭を切り離す。敵の防空システムを掻い潜る能力を有するとされる。

 

※画像=米陸軍が豪州にLRHW「ダーク・イーグル」を配備(提供:米陸軍)

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