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2025.07.18

ウイングトラベル

★森トラストの訪日6000万人時代見据えた戦略

 自立型観光地域の創出に向けた施策推進

 

 森トラストはこのほど都内で、訪日外国人旅行者の動向をテーマとしたメディアミーティングを開催した。ミーティングで同社の伊達美和子代表取締役社長は、今年の訪日外客数が4000万人~4500万人に達するという見通しを示した。その上で2030年の政府目標として掲げられている訪日外客数6000万人について、現在のアジア太平洋地域の観光成長率を維持できれば、1年前倒しでの達成が可能であるという見通しを示した。また、今後の課題として、旧態依然の状況となっている地方の観光地の再生や観光人材の確保が急務となると指摘した。これとあわせて、森トラストグループが進めるラグジュアリー・ディスティネーション・ネットワーク構想」を始めとした各種事業戦略や今年秋に開業する新ホテル「1 Hotel Tokyo」の概要についても紹介が行われた。

 2025年の訪日外客数、4300~4500万人見込む
 「昭和型事業モデル」からの脱却重要

※画像=森トラスト/森トラスト・ホテルズ&リゾーツ代表取締役社長の伊達美和子氏