ウイングトラベル
★阪急交通社、夏休みの旅行動向発表

海外旅行は欧州、国内旅行は近畿が人気
阪急交通社は、夏休み期間における海外旅行・国内旅行の予約状況をもとに、2024年の旅行動向を発表した。それによると、今年の夏休み期間(7月15日〜8月31日出発)の海外旅行予約は前年比108%と回復基調が継続する一方、国内旅行は前年比95%となり、やや需要の鈍化が見られた。年間の予約数で比較すると、海外旅行は前年比121%、国内旅行は同100%となり、海外旅行の回復が際立つ形となった。
海外旅行の予約人数による人気ランキングを見ると、1位ヨーロッパ、2位台湾、3位韓国、4位中国、5位ベトナムとなった。さらに今年は欧州やエジプト、トルコ、中南米など、観光素材が豊富な遠距離方面の回復が進んでいる。
また、短期滞在ビザの免除が再開された中国も、日本からの航空便復便の効果により需要が回復し、前年比3.8倍。エジプトも好調で前年比2倍、その他韓国に立ち寄り、日本各地の夏祭りを楽しむ日本発着クルーズも活況を呈している。
※画像=海外旅行で人気となったヨーロッパ・スイスのマッターホルン