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JAL5月実績、国際線旅客が前年比13.5%の大幅増

訪日需要取り込み、国内線も12.7%増と好調
日本航空(JAL)がまとめた5月の輸送実績は、国際線旅客数が前年同月比13.5%増の66万540人で、利用率が86.7%だった。好調なインバウンドによって前年を大幅に上回った。国内線はグループ合計の旅客数が12.7%増の315万8614人で、利用率が80.7%だった。国内線も昨年度に続き旅客が増加傾向となった。
国際線旅客は、需要を示すRPKが13.5%増の37億4393万8千人キロ、供給を示すASKが3.5%増の43億1736万9千座席キロで、供給の増加に対して需要が大幅に伸びたため、高い利用率となった。方面別では、とくに中国線の旅客が27.8%と大幅に増えた。
JALグループ(JAL、J-AIR、JAC、HAC、JTA、RAC)が運航する国内線の旅客数は昨年度から増加傾向が続いており、5月も堅調に推移した。RPKが13.1%増の23億7933万9千人キロ、ASKが1.1%減の29億4948万座席キロとなった。
貨物郵便輸送は、国際線の貨物量が11.7%増の4万7802トン、郵便が6.3%減の1079トンになった。国内線の貨物量は11.8%増の2430トンで、郵便が1.7%増の2430トンだった。