ウイングトラベル
★エア・インディア、広胴機国際線運航を15%削減

7月中旬まで継続、787・777安全点検など影響
エア・インディアが、広胴機を使った国際線の運航を15%削減することを発表した。6月18日に同航空が明らかにしたところによれば、これは運航安定性、効率性の向上、そして旅客に対する影響を最小限に抑えるための措置であると説明した。
去る6月12日、英ガトウィック空港に向けてアーメダバード空港を離陸直後に墜落したAI171便の事故では、乗客乗員241名が死亡。地上にも多大な被害が発生した。
エア・インディアによれば、捜査当局は事故原因の究明に引き続き尽力しているとし、インド航空総局(DGCA)は、エア・インディアが保有する787-8/9型機全機を対象とした安全点検を命じたとのこと。対象となる計33機のうち、すでに26機の点検が完了し、運航許可を得たとのことで、残りの機体も近日中に点検が完了する予定にあるとした。
※画像=事故影響などを受け国際線の広胴機運航を15%削減(提供:エア・インディア)