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JAL、8月から国際線燃油サーチャージ引き下げ

日本航空(JAL)は6月19日、2025年8月から適用する国際旅客便の「燃油特別付加運賃」(燃油サーチャージ)の適用額改定を国土交通省へ申請したと発表した。1区間片道あたり、前回より価格が下がる。韓国・極東ロシアが3000円から2000円、東アジアが7400円から5000円、グアム・パラオ・フィリピン・ベトナム・モンゴル・ロシア(イルクーツク)が9500円から6500円、タイ・マレーシア・シンガポール・ブルネイ・ロシア(ノヴォシビルスク)が1万5500円から1万500円、ハワイ・インドネシア・インド・スリランカが1万8500円から1万3500円に、北米・欧州・中東・オセアニアが2万9000円から2万1000円へ変更する。
25年4月から5月のシンガポールケロシン市況価格2カ月平均は、1バレルあたり79.60ドル。これに同期間の為替平均1ドル144.57円を乗じたシンガポールケロシン市況の円貨換算額は1万1507円で、25年8月から9月に発券される航空券に適用される燃油特別付加運賃は、前回1万3000円から、1万1000円基準の金額になる。
※写真=8月からの燃油サーチャージ引き下げ(提供:JAL)