井関農機、いる乗用芝刈機「SXG327」を国内市場に

　空港など公共エリアの美観管理などで需要増

　井関農機は、欧州で高評価を得ている乗用芝刈機「SXG327」を国内市場へ投入することを決めた。また同社グループ傘下のISEKIアグリが、中国のCHERVON社とバッテリー式OPEで世界トップブランドであるEGO電動製品の代理店契約を締結し、国内での販売・サービスを開始する。
　井関農機によれば、近年、国内では空港・高速道路などの公共エリア、公園・ゴルフ場等の施設の芝草管理といった景観整備分野において、乗用芝刈機への需要が高まってきているとのことだ。同社は去る1967年に、フランス代理店契約締結を機に欧州事業を本格的にスタート。景観整備ビジネスで60年近い実績を有しているという。そうしたなか日本における需要の高まりを受け、乗用芝刈機「SXG327」を国内市場へ投入することを決めた。