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2025.06.13

WING

神戸空港、ペロブスカイト太陽電池実証実験

 関西エアポート神戸は6月12日、神戸市、積水化学工業と連携し、神戸空港の制限区域内にペロブスカイト太陽電池の実証実験を開始することを発表した。
実証実験では、軽量・薄型で柔軟性を有するペロブスカイト太陽電池の特性を活かすことで、空港機能を維持しながら将来的な再生可能エネルギーの導入拡大を検証する。
 ペロブスカイト太陽電池は、一般的な太陽電池であるシリコン系太陽電池と比較して、軽量・薄い・柔軟などといった特性を有している。そのため従来の技術では設置が困難であった場所にも導入が期待される日本発の技術だ。
関西エアポート神戸では2027年3月まで実証する計画で、制限区域内に設置する。空港特有の耐風性能など安全性検証や施工方法の検証、さらには耐久性・発電効率も検証する計画だ。