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IPD部隊「いせ」艦上で協力プログラム
ASEANや島嶼国など参加、国際法などセミナー実施
防衛省・自衛隊は6月12~21日、IPD部隊の護衛艦「いせ」の艦上で「第7回日ASEAN及び東ティモール乗艦協力プログラム」と「第3回日太平洋島嶼国乗艦協力プログラム」を行うと発表した。佐世保を出発し移動先のマニラ港まで、ASEAN各国や太平洋島しょ国などを招いて関係の強化を図る。
このプログラムでは、海洋の国際法を含む各種セミナーや、各種訓練の見学、艦務体験、参加者による海洋安全保障に関する発表、部隊研修、WPSセミナーなどを行う。また、海上保安庁による海洋に関する国際法セミナーも行う予定としている。
日本側の派遣要員は、防衛政策局インド太平洋地域参事官付3名、海上幕僚監部2名、海上自衛隊幹部学校1名としている。参加する予定の国は、ASEAN加盟7ヵ国、東ティモール、太平洋島嶼国のうち11ヵ国としている。