中谷大臣、中国空母へ「日本の意思と能力示す」

　中谷大臣は6月10日の会見で、中国海軍が初めて2隻の空母を太平洋へ同時に展開させ、さらにいわゆる第2列島線の東側へ初めて出たことについて、警戒監視活動に万全を期していくとし、集めた情報を適時公表することで、日本が「隙間のない情報収集・警戒監視を実施している」ことを顕示することになり、力による一方的な現状変更や試みを抑止するなど、日本の意思と能力を示していくとした。