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カタール国営バルザンHD、日本の防衛産業とコラボ模索

日本市場を新たなフロンティアに、パートナーシップ確立を
バルザン・ホールディングスが、日本企業とのコラボレーション確立に向け、パートナーを模索している。バルザン・ホールディングスは銃弾類、携行火器、防護具、さらにはカウンターUAS、潜水艦、そして軍事トレーニングサービスなどを提供するカタール国営企業だ。そのバルザン・ホールディングスでプロジェクト・サービス・ディレクターを務めているサウード・アブドゥラ・アル・マンナイ氏が取材に応じ、バルザン・ホールディングスの戦略の一端を明らかにした。
サウード・アブドゥラ・アル・マンナイ氏は「カタールと日本の結びつきは強く、非常に歴史も長い。当初は石油およびガスで貿易がスタートし、現在では自動車、エレクトロニクスなど、多分野におよび緊密な関係を構築している」ことに触れつつ、「そのような緊密な関係、歴史的背景があるなかで、我々バルザン・ホールディングスは、新たなフロンティアを日本市場に見出していきたいと考えている」とコメント。「フロンティアを開拓するためにも、日本の防衛産業とパートナーシップを締結していくことを目指している」として、防衛産業分野で日本企業とコラボレーションを確立することを目指す考えを明かした。
※この記事の概要
・日本法規制従い最適な進出形態を検討
・バルザンHDの強みとは?
・変化する世界、柔軟に適合し共通利益を など