WING
H3国際競争力向上、年6~8機以上の打上げを

ブロック2で高頻度化、2機同時期整備と最短2週間打上げ
日本の新たな基幹ロケットH3ロケット。抜群の信頼性を誇ったH2ロケットシリーズの後継であるH3は、グローバルな宇宙開発競争が激化しているなかにあって、日本の宇宙開発を行く末を握るといっても過言ではない重要なツールだ。このH3ロケットが目指す国際競争力を如何に確保していくのか―――。宇宙航空研究開発機構(JAXA)はH3ロケットの国際競争力について、「年6~8機以上の安定した打ち上げ機会の獲得を可能とする国際競争力を目指す」とした。