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★中部空港24年決算、純利益66億円超の過去最高益

外国人旅客が過去最高、需要増で売上高32.2%増
中部国際空港会社は5月16日、2025年3月期決算(24年4月1日~25年3月31日)を発表した。それによると、売上高は前年同期比32.2%増加した528億7300万円と、旅客数および発着回数の回復に伴って大幅な増収を記録。需要増加に伴って連動した仕入れ費用や施設運営費など営業費用が拡大したもののコスト削減を深堀りした結果、営業利益が268.4%増加した77億7500万円、経常利益も363.4%伸びた72億1500万円となり、当期純利益は213.7%増の66億6000万円を確保。大幅な増収増益となって着地した。
同日、都内で記者会見に臨んだ中部国際空港会社の櫻井俊樹副社長は、2024年度決算を振り返り、「売上が拡大する一方、 コスト増抑制などの取り組みを継続し、前年比では増収増益となった」とし、「当期純利益は2期連続黒字かつ過去最高益を記録した」ことを明らかにした。
※写真=2期連続黒字と当期純利益66億円超の過去最高益に