ウイングトラベル
★リロバケーションズ、ホテル・旅館の廃食油をSAF原料に

「Fry to Fly Project」に参画、5月下旬に提供開始
会員制リゾート事業やホテル・旅館運営再生事業を展開しているリロバケーションズは、4月30日付で「Fry to Fly Project」へ参画した。同社が運営する全国40施設以上のリゾートホテル・旅館から生じている廃食用油を、5月下旬から提供する。
リロバケーションズによれば、これまで厨房業務で生じる廃食用油は、産業廃棄物として処理していたとのこと。「Fry to Fly Project」に参画することで、再資源化する。リロバケーションズの施設では朝食・夕食といった二部制の食事提供が主であり、調理油の使用量が安定的であることから、継続的かつ効率的な廃油の回収が可能との見方を示した。今後、施設毎の保管体制や衛生管理の整備を進め、5月下旬から廃食用油の提供を開始することを目指す。
※画像=全国約40施設から生じる廃食用油を回収しSAFの原料に(提供:リロバケーションズ)