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2025.05.01

WING

ANAHD、米関税政策も貨物事業「売上へ大きな影響出ず」

 中国発米国向け貨物で弱含み傾向、物・人流で機動対応

 ANAホールディングスの芝田浩二社長は4月30日、米国の関税政策に伴う影響について、「現時点で関税影響に関する合理的な見積もりは困難」とし、「(2025年度の)業績予想には影響額を織り込んでいない」とコメント。「今後想定されるリスクや機会については、収支が良化するものと、悪化するもの、双方の側面がある」と前置きしつつ、「足元の状況では、貨物において、一部路線では関税発動前の駆け込み需要があるが、中国発北米向けの需要にやや弱含みがみられる」ことを明かした。