JALUX、北海道フードフロンティアを完全子会社化

　JALUX（ジャルックス）は4月2日、「北海道うまいもの館」を展開する北海道フードフロンティアを完全子会社化したと発表した。ジャルックスが強みとする空港商圏のほかに、グループ初となる国内の市中での物産販売の機会を獲得し、さらなる販路の拡大を図る。
　北海道フードフロンティアは、全国に北海道うまいもの館を50店舗展開する。ジャルックスは、高速・高鮮度輸送を活用した産地直送のノウハウや物流網などを活用し、鮮度の高い商品を揃えることで同店舗の価値向上につなげる。
　ジャルックスは、全国24空港に展開する空港店舗「JAL PLAZA」や、成田・羽田空港の空港免税店舗「JAL DUTYFREE」を運営する。全国小売事業者への卸事業、海外への日本スイーツ輸出事業なども手掛ける。2021年には北海道帯広市のフードバレーとかち推進協議会とJALの3社で包括連携協定を締結。十勝産の食材を活用した商品開発などにも取り組んでいる。

※写真＝北海道うまいもの館（提供：JALUX）