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2023.01.27

WING

航空連合・春闘、月例賃金はベア軸に6000円以上

 過去最高の要求水準、産業魅力度向上へ「転換点」

 航空連合は今年の春闘において、月例賃金に関してはベースアップを軸に6000円以上(定期昇給・賃金カーブ維持を含まない)を目標とする方針を固めた。これは航空連合における過去最高の要求水準(これまでは5000円)となる。
 連合は2023年春闘方針において、「定期昇給分2%+賃上げ分3%=合計5%程度」を掲げているなか、賃上げ分3%について航空連合の労働条件調査を用いると、8048円(35歳)となる。ただ、賃金向上を継続的に実施していくためには、財務体質が大きく毀損した航空会社各社の財務状況などを勘案しなければならないとして、目標を「6000円以上」とした。