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エンブラエル、日本市場のE2級機体需要は20年で120機
                       E1更新、ターボプロップや狭胴機適正機材需要取り込みへ
  
  エンブラエルが開発したE195-E2のデモ機である「TechLion」が11月15日、羽田空港に飛来し、報道陣に公開された。同日、来日したエンブラエルコマーシャルアビエーションのチーフ・コマーシャル・オフィサー(CCO)を務めるマーティン・ホームズ氏が報道陣の取材に応じ、「今後20年間で、日本市場にはE2クラスの機体需要が120機ある」との見解を示した。
  日本の国産旅客機「スペースジェット」が凍結状態にあるなか、世界第3位の航空機メーカーであるブラジルのエンブラエルが、いよいよ日本市場の取り込みに、本腰を入れ始めた。
※この記事の概要
 ・日本市場、120機需要の背景
  人口減少が進む日本、リージョナル機こそ最適機材
 ・コロナからの回復早いリージョナル機
  高い柔軟性が回復の原動力に
 ・サプライチェーン問題直面も回復は進む
 ・P2Fの需要は?    など
 
        
    