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2021.08.02

ウイングトラベル

★サービス連合の春闘、89組合が合意も厳しい結果に

 ボーナス見送りや一時的な労働条件の引き下げも

 サービス・ツーリズム産業労働労働組合連合会(サービス連合)は7月16日に「第21回定期大会」を開催。7月30日に記者会見を行い。今年の春期生活闘争(春闘)のまとめを報告した。今回の春闘はコロナ禍の中での交渉となる中で、雇用を守ることを最優先とするとともに、人財の流出を防ぐために労働条件の維持・向上に向けて全力で交渉を展開した。今回の春闘では一時的な労働条件の引き下げに応じる場合も期限を区切り、定期昇給などを実施してから受け入れるなど、先を見据えて取り組むことを加盟組合間で確認。経営側から賃金の引き下げの申し入れを受ける組合があったものの、確認事項に則った対応が行われたとした。
 一時金については、人財への投資の必要性について理解はあるものの、先行きの不透明感を理由とする会社との間で継続協議となり、交渉期間が長引く加盟組合もあった。

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