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2021.07.30

ウイングトラベル

★海外旅行の再開へ、デポジット支払いに協力を

 コロナで仕入環境変化、旅程に余裕ある企画を

 「セイフティトラベル認証」をテーマに開かれたセッションには、菊間潤吾JATA JOTC会長をはじめ、大畑貴彦日本海外ツアーオペレーター協会(OTOA)会長、氏家淳ミキツーリスト副社長が登壇。感染防止対策を講じたホテルや観光施設、交通機関などを認証し、旅行の安心感を高める世界の取り組みが紹介された。また、海外旅行の再開を見据え、大畑OTOA会長は支払いの問題に触れ、「支払いの早い国が歓迎されるなど、コロナでパワーバランスが変わってくる可能性がある。アロットが取れずにデポジットが必要になるホテルが増える可能性がある」として、旅行会社にデポジット支払いなどの協力を呼びかけた。ミキツーリストの氏家氏は、コロナ禍で入場観光の人数制限が行われており、「時間的な余裕をもってもらわないと厳しいと思う」として、旅程に余裕を持たせたり、1都市への滞在時間を長めに取った企画などを検討してほしいと要望した。
 大畑氏、氏家氏はいずれもランドオペレーターで、現地事情に精通していることから、コロナ禍を経て海外旅行が再開した時に想定される課題について、仕入面、企画面などから問題提起が行われたもの。

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