★雇用調整助成金の特例措置、7月31日まで延長

　厚労省、コロナ禍での給付対象期間の延長検討

　厚生労働省は5月28日、雇用調整助成金の特例措置について、7月31日まで「業況特例」、「地域特例」を含む現行の助成内容を維持すると発表した。また、コロナ禍での雇用調整助成金の給付期間について、1年を超えて受給できる期間を6月30日までとしているが、「現在、延長について検討中。いつまで延長するかについては検討中の段階」（厚生労働省）として、今回は7月31日まで現行の助成内容を維持することが発表されたが、給付対象期間については7月以降についても延長される可能性もある。給付対象期間の延長については、労働政策審議会による審議を経て省令改正を行う必要がある。
　今回発表された雇用調整助成金の特例措置の7月末までの延長については、