★海外旅行、自宅隔離免除とPCR検査低廉化を

　地球の歩き方調査、出発希望は来年7月以降に

　地球の歩き方を発行するダイヤモンド・ビッグ社は、第3回目となる新型コロナウイルス感染症に伴う旅行者の意識調査の結果をまとめた。それによると、海外旅行の検討開始に影響を与えているのは、帰国後14日間の自宅隔離措置と渡航希望先の入国制限解除で、新型コロナウイルスの感染状況を見ながらだが、ビジネストラックなどと同様に各国と連携して、14日間の自宅隔離の免除、入国制限解除など観光旅行の再開、レジャートラック開始に向けた政策の前進が望まれる。
　また、観光性の海外旅行が再開されたとしても、PCR検査陰性証明書の自己負担が減ること、場合によってはGo Toトラベル海外版のような海外旅行推進プロモーションの一環としてPCR検査を無償とするなど、費用負担が海外旅行需要に影響を与えることも浮き彫りになった。
　コロナ禍が長引いていることで、今回の調査では、海外旅行の出発希望時期は来年7月以降とさらに遠のいた。

※写真＝海外旅行回復にはPCR検査の低廉化が必要