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2020.06.02

ウイングトラベル

★ドイツ観光局、年末の旅行再開見込み準備へ

 SNS活用した情報発信強化、観光の魅力を訴求
 
 ドイツ観光局は日本市場からの旅行再開時期を11月から12月と見通した上でリカバリープランの検討を進めていくことやSNSを活用した情報発信に積極的に行っていくことなどを紹介した。
 JOTCではドイツ観光局の西山晃アジア・オーストラリア統括局長から5月26日に実施したドイツ観光局独自のセミナーの内容(本紙5月27日付掲載)を元に旅行マーケットの回復見通しや現在の取り組みについて説明した。
 ドイツ観光局は外出規制が始まった3月から、オンライン上でドイツ観光への思いを馳せる共感キャンペーンを展開。日本ではツイッターとLINEのアカウントを活用し、キャンペーンを展開。ツイッターにおいては延べ閲覧数が約270万件となったほか、ツイッター利用者の反応を示すエンゲージメントについても西山局長は「コマーシャルツイートの一般的な平均値が良くて3%といわれている中で7.5%と高い数値を示した」と述べた。その上で「ツイッターのエンゲージメントは旅行に対して思いを馳せている人がどのようなテーマに関心を持っているのかを見ることができる。是非ツイッターを見てもらいたい」とアピールした。

 

※写真=JOTCオンラインセミナーでプレゼンをするドイツ観光局の西山晃アジア・オーストラリア統括局長