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2018.06.22

ウイングトラベル

石井国交相、アウトバウンドの重要性を強調

「双方向交流が日本を世界に開かれた国にする」

 通常総会後の懇親会に、来賓として登壇した石井啓一国土交通大臣は「政府は観光先進国をめざす上で、インバウンドの拡大とともに、日本人自身もこれまで以上に積極的に海外へ出掛け、諸外国との双方向交流により相互理解を深め、日本を真に世界に開かれた国にすることが重要と考える」とアウトバウンドの重要性について言及した。
 「観光先進国の実現に向けて、明日の日本を支える観光ビジョンに位置づけられた観光資源の発掘などによる内外の旅行者の体験・滞在の満足度の向上を図るとともに、若者のアウトバウンドを増やすための施策、海外旅行の安心・安全を担保するための施策に取り組んでいく」と双方向交流の拡大へ決意表明した。
 また、「ツーリズムEXPOジャパンは、アウトバウンド、インバウンドの双方向交流の拡大、国内観光振興の絶好の契機となるもので、国土交通省としても支援を惜しまない。今年も昨年以上の盛り上がりを期待する」と述べるとともに、「旅行会社が観光振興に果たす役割は極めて大きく、引き続き旅行者への安心・安全の旅の確保を期待したい」と述べた。

 

※写真=懇親会であいさつする石井啓一国土交通大臣