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2026.01.29

WING

スカパーJSAT、SpeQtralに出資し資本業務提携

 衛星量子暗号で超秘匿通信、2030年代の早期商用化狙う
 
 スカパーJSATは1月28日、衛星量子鍵配送(QKD)を手がけるシンガポール企業SpeQtralに出資し、戦略的アライアンス契約を締結したと発表した。量子暗号通信技術を活用した極めて秘匿性の高い衛星通信サービスについて、2030年代の早期商用化を目指し協業を進める。
 SpeQtralは、これまでに衛星量子鍵配送の試験機2機の打ち上げに成功しており、2機目については2025年11月に打ち上げた。民間企業のミッションとして先駆けとなる、宇宙から地上への量子通信接続の実証を目指すほか、2027年度には商用機衛星「SpeQtral-1」の打ち上げを計画する。
 一方、スカパーJSATは2018年度から衛星量子鍵配送の事業化に向けた検討を進めてきた。今回の資本業務提携を通じて取り組みを強化し、衛星量子暗号通信技術の開発を加速させ、超秘匿通信サービスの早期商用化を目指す。
 
※写真=人工衛星のイメージ(提供:SpeQtral)