ウイングトラベル
★JAL年末年始、日並び良好も予約率やや低下
国際線予約率は前年比2.6%減
日本航空(JAL)が12月22日に発表した2025年度年末年始期間(12月26日~2026年1月4日)の予約状況は、国際線が前年同期比1.5%増の26万0550席の供給に対し、予約数は1.5%減の22万0221人、予約率は84.5%(2.6ポイント減)となった。国内線はJALグループ6社(JAL、J-AIR、JAC、HAC、JTA、RAC)合計で、提供座席数が1.6%減の128万9226席、予約数は3.4%減の102万7286人、予約率は79.7%(1.5ポイント減)だった。日並びの良さで一定の需要は確保したものの、国際線・国内線とも予約率は前年を下回った。
国際線では、期間中の日本出発ピークが12月27日、日本到着ピークが1月4日となる見通し。総予約数は前年並みの水準で推移し、方面別では北米、欧州・中東を中心に前年を上回る予約を確保した。一方、東アジア方面は供給・需要ともに前年を下回り、全体の予約率低下に影響した。
方面別では、北米が提供座席数5万9198席(10.8%増)、予約数5万1297人(16.7%増)、予約率86.7%と好調。欧州・中東も2万3748席(3.8%増)、予約数2万1295人(8.5%増)、予約率89.7%と高水準となった。東南アジアは予約率89.0%、オセアニアは88.4%と堅調に推移した。
※写真=日並び良好も予約率はやや低下した(提供:JAL)
