WING
陸自ヘリにレーザー照射
静岡・裾野市上空
陸上自衛隊は12月17日、静岡県裾野市の上空を飛行していた第1ヘリコプター群所属のヘリコプターに対し、地上からレーザーが照射される事案が発生したと発表した。
事案が発生したのは12月16日の午後8時00分から午後8時10分頃で、千福が丘上空を飛行していた第1輸送ヘリコプター群第106飛行隊(千葉県木更津市)所属の「CH-47JA」1機が照射を受けた。防衛省が公開した図面によると、レーザーは三島加茂インターチェンジ付近から発射されたとみられている。
今回の事案による搭乗員の負傷や機体の損傷といった被害は確認されていない。第1ヘリコプター団は「航空機の飛行の安全はもとより、乗員や国民の生命を脅かす非常に危険な行為」として事態を深刻に受け止めているとした。これを受け、機体が所属する第106飛行隊は、管轄する木更津警察署および静岡県警に通報を行った。
※写真=発生場所(提供:陸上自衛隊)
