齋藤海幕長、25年は「各国との協力関係深化で実り」

　安保環境は緊張継続、「隙の無い警戒監視強化へ」

　齋藤聡海上幕僚長は、12月17日に開いた記者会見でこの1年を振り返った。英空母打撃群が4年ぶりに日本へ寄港したことや、オーストラリアが次期汎用フリゲート艦として、もがみ型護衛艦能力向上型を選定したことに言及し、「同盟国・同志国との協力関係の深化という点で、極めて実りの多い1年であった」と総括した。