記事検索はこちらで→
2025.12.16

ウイングトラベル

★ハワイのアクア・アストン、バケーションレンタルに参入

 2026年春頃にリブランドを実施、イメージ刷新

 

 ハワイでホテル運営を手掛けるアクア・アストンホスピタリティの山下桂司朗氏はこのほど本紙とのインタビューに応じ、2026年春頃にブランド名を刷新すること、そしてバケーションレンタル事業に新規参入することを明らかにした。バケーションレンタルについては、来年春頃から予約受付を開始する計画だ。ハワイへの旅行マーケットが回復基調に向かう中で、施設ラインナップにバケーションレンタルを加えることで、ファミリー層を中心とした需要開拓につなげていきたい考えだ。

 

 日本人旅行需要、着実に回復基調
 コンドミニアム利用者のすそ野が広がる

 

 足元の需要動向について山下氏は「ハワイ全体の旅行需要回復は緩やかなものとなっている」ものの、日本人旅行者については「好調に戻ってきている」と話す。
 特に「アストン・ワイキキ・ビーチ・タワー」は宿泊客の半数が日本人客で構成されているのをはじめ、「イリカイ・ホテル&ラグジュアリー・スイーツ」や「アクア・パームズ・ワイキキ」の日本人構成比はコロナ禍前を上回る状況となっている。このほか「アストン・ワイキキ・サンセット」「アストン・アット・ザ・ワイキキ・バニアン」は3割程度が日本人滞在者となるなど、明るい兆しが見えつつある。 その理由として、山下氏は「ハワイへの旅のスタイルが変化していること」を挙げる。

 

※写真=アクア・アストンホスピタリティ 山下桂司朗氏