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小泉防衛相、中国側の音声データ報道に反論
艦艇間やり取りも、NOTAMなど具体的事前通報無し
中国軍のJ-15戦闘機による航空自衛隊のF-15戦闘機に対するレーダー照射事案を巡り、日中間の応酬が続いている。中国メディアが日中艦艇同士の音声やり取りを公開して日本に対する非難を強めるなか、小泉進次郎防衛相は12月10日午前、防衛省で臨時会見を開き、中国側の報道に反論した。さらに、去る11月1日にマレーシアで開催された日中防衛相会談に触れ、「私から董軍国防部長に伝えた通り、日中間では具体的かつ困難な懸案から目を背けず、むしろ懸案があるからこそ、率直な議論と意思疎通を粘り強く重ねることが必要不可欠」であることに言及し、あらためて対話を呼びかけた。
