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お台場でPSI湾港訓練実施
大量破壊兵器拡散阻止へ連携強化
大量破壊兵器やミサイル、その関連物資の拡散を防ぐ国際的な取り組み「拡散に対する安全保障構想(PSI)」の一環として、不審な荷物を載せた船舶を取り締まる湾港訓練が12月3日、東京都お台場で実施された。警察庁、税関、海上保安庁が合同で容疑船舶への立ち入り検査を行い、疑わしいコンテナを陸揚げして開披検査を行う手順を確認した。
訓練では、税関のX線検査装置車両や爆発物探知犬、警察庁のNBCテロ対応専門部隊、海上保安庁の測量船「拓洋」などが投入され、化学物質や爆発物の検査を実施。現場では約30人が連携し、迅速な対応を図る体制を演練した。
