WING
テラドローン、JAXA主導の有人・無人機連携実証に参加
災害時の情報共有の有効性確認
Terra Drone(テラドローン)は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が主導する有人機と無人機の連携に係る実証実験に参加したことを明らかにした。神戸市消防局が現場調査のために飛行したドローンの動態情報を、内閣府主導の経済安全保障重要技術育成プログラム「K Program」(Kプロ)で研究開発しているシステムに連携し、災害時における情報共有の有効性を確認した。
実証は、直下型地震と土砂災害が同時に発生する複合災害を想定して奈良県で実施された「令和7年度緊急消防援助隊近畿ブロック合同訓練」の環境を活用して行われたもの。テラドローンは、崩落現場や土砂災害を模したエリアの現場調査のために飛行したドローンの動態情報(位置・機体の向きなど)をKプロのシステムに連携し、複数機体のリアルタイムかつ同一画面上での管理することができるようにした。
