WING
アクセルスペース、新型軌道離脱機構搭載衛星打ち上げへ
宇宙ゴミ削減に寄与、膜展開で大気抵抗利用
小型衛星の開発・運用を手掛けるアクセルスペースは11月11日、同社の膜面展開型デオービット機構「D-SAIL」を搭載した小型実証衛星4号機(RAISE-4)の打上げ目標期間が決定したと発表した。運用を終えた衛星の軌道残存期間を短縮するためのデオービット(軌道離脱)装置で、スペースデブリ(宇宙ゴミ)の削減につながると期待される。11月25日から12月24日の期間に、米ロケット・ラボ社の「Electron」により、ニュージーランドのマヒア半島にある第1発射施設から打ち上げられる予定だ。
