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防衛装備移転加速へ、小泉防衛相「望ましい安保環境創出の手段」
5類型撤廃合意踏まえ運用指針見直しを指示
小泉進次郎防衛大臣は11月11日、安全保障に関する最新技術や防衛装備品開発の取り組みを紹介する「防衛装備庁技術シンポジウム2025」の開会にあたり、ビデオメッセージを送った。あいさつのなかで、「近年同盟国・同志国との間で防衛装備技術協力が拡大しており、日本の装備品の高い技術力に対する世界からの期待の表れ」であると言及。オーストラリア海軍の次期汎用フリゲート艦に採用された「もがみ型護衛艦能力向上型」については「ニュージーランドからも関心を示されている」と強調した。また、先日マレーシアで開かれた「第12回拡大ASEAN国防相会議(ADMMプラス)」においては、「いくつかの国から我が国の海洋安全保障に関する装備品への具体的なニーズについて、感じることができた」と語った。
※写真=小泉進次郎防衛大臣がビデオメッセージを送った
