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ボーイング、サウスカロライナ工場拡張工事スタート
787増産へ現最終組立棟と同規模の施設整備
ボーイングは11月8日(サウスカロライナ州チャールストン現地時間)、787型機の増産対応に向けて、787型機の最終組立ラインのあるボーイング・サウスカロライナ工場の拡張工事の起工式を挙行した。
ボーイングはサウスカロライナ工場の拡張計画を、昨年下期に拡張計画を発表。現在の最終組立棟とほぼ同規模の約120万平方フィート(約11万平方メートル)の新しい最終組立棟を整備し、航空機製造部門と製造サポート部門が入居するほか、オフィススペースも設置することを決めた。今後5年間で、約1000名の新規雇用を創出する。今回の拡張工事でボーイングは、エアポート・キャンパスに部品準備エリア、垂直尾翼塗装施設、フライトライン・ストールなどを整備。787の内装部品の多くが製造されている内装責任センターも増築する。
※画像=拡張するサウスカロライナ工場のイメージ(提供:ボーイング)
