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2025.11.07

WING

エアバス、大韓航空からA350フレイター受注

 発注済み7機のA350-1000を切り替え

 エアバスは11月4日、大韓航空からA350貨物機(A350フレイター)を受注したことを発表した。大韓航空は発注済みの7機のA350-1000型機をA350フレイターに切り替えた。大韓航空がA350フレイターを発注したのは、これが初めて。
 A350フレイターは、最大111トンのペイロードで、最大4700海里(8700 キロ)を飛行することができる。メインデッキに大型貨物ドアを備え、胴体の長さと容量は業界標準のパレットおよびコンテナ貨物輸送に最適化。機体構造の70%に先端材料を適用することで、競合機より離陸重量を46 トン軽量化することなどが特徴だ。構造に適用した先端材料や、ロールス・ロイス製の「TrentXWB97」を搭載することで、競合機と比較してCO2排出量を最大40%削減することが可能で、2027年に施行されるICAOのCO2排出基準に対応することができる。

※画像=大韓航空がA350フレイターの新規顧客に(提供:エアバス)