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フィンエアー、今月末までにA321全機の運航再開

洗浄後の座席カバーの耐火性検証に問題、全8機で交換
フィンエアーは10月22日(現地時間)、運航停止中の全8機のA321に搭載していたシートカバーを今月末までにすべて交換し、全機の運航を再開する計画にあることを発表した。
この問題は、フィンエアーがシートカバーメーカーから、洗浄後の防火性能が適切な方法で検証されていないとの報告を受けたことに端を発する。同航空は去る10月13日からA321の運航を全機停止に。10月13日以降、約70便が欠航となり、およそ1万1000名の旅客の足に影響が出ているという。
8機のA321において約1700枚のシートカバーの交換を進めているとのことで、そのうち6機は1週間以内に運航を再開する予定だ。あらたなシートカバーは複数のサプライヤーから調達している。
問題のシートカバーは、フィンエアーの長年のパートナー企業によって、元のシート製造元から提供された仕様に基づいて製造された。さらに元のシート製造元から受け取った情報に基づいて洗浄されていたという。
※画像=フィンエアーが今月末までにA321の運航を全機再開へ。座席カバーの交換を急ピッチで進めている
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